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気を付けたい血糖値スパイク

更新日:2021年5月15日

結論:白パン・白米・白砂糖・ブドウ糖液糖はNG


インスリンの働き

① 食べ物の糖分(ブドウ糖)が血管内に吸収され肝臓に運ばれる(血糖値↑)

② ブドウ糖が血中に増えたことで膵臓からインスリンが分泌

③ インスリンはブドウ糖を筋肉・肝臓・脂肪細胞など全身の細胞に送り込む(血糖値↓)

インスリンは脂肪合成を高めるので、糖質を摂ると体脂肪が蓄積されやすくなります。

グルコーススパイクとは、食後に血糖値が急激に上がったり下がったりすること


グルコーススパイクで集中力は低下しメンタルは不安定になります

高血糖後に低血糖になるとアドレナリンが分泌され、血糖値を上げようとします。結果として食後は高血糖で眠くなり、2-3時間すると今度はアドレナリンが出てイライラしてきます。強い眠気と強いイライラ等、心身ともに極端な状態を乱高下します。ラーメン、丼ものなどは食後の血糖値を急上昇させるのでメンタルを不安定にします。


本来、エネルギーが枯渇すると覚醒モードになるのは、野生動物として生存していく上で必要な生理現象です。しかし現代社会では、農耕開始以前には存在しなかった過度に血糖値を急上昇させる食品であふれています。


グルコーススパイクは摂食衝動を強めます

血糖値の急上昇後に急降下すると摂食中枢を強く刺激し、その後強い空腹感を感じます。さらに、脳の中毒症状にかかわる領域が活性し「もっと、もっと」という強い衝動が増します。


グルコーススパイクは糖質依存を強めます

コーラやエナジードリンクなどは血糖値を急上昇させるので多幸感が一時的に得られます。その後に眠気と不安感が現れるので、結果的に糖質に依存するようになっていきます。


グルコーススパイクとともに起きる「糖化」の危険

白い砂糖、白いご飯、白いパンなど穀物を精製した白い食べ物は良くありません。

糖質を摂りすぎると、糖化という変化が体内で起こり、 細胞の働きに支障が出ます。砂糖をフライパンで熱すると茶色く焦げ着きますが、それが細胞に起こると考えられます。 糖化とは体内で余った糖がたんぱく質と結びつき細胞に焦げ付いて細胞を傷つけ機能を阻害します。 つまり、糖質を摂りすぎると、肥満、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、感染症、アレルギーなどにつながる可能性があります。


ではどうしたらいいの? 血糖値の上昇と下降をゆるやかにすればOK!

よく噛んで食べる(消化吸収に時間をかければ血糖値の急上昇を防げます。)

② ベジタブルファースト(血糖値の急上昇を抑える食べる順番は【野菜(根菜類除く)・キノコ類・海藻類⇒肉・魚⇒ご飯・麺・パン】が望ましいです。)

朝食で多めの食物繊維を摂る(その後の昼食・晩ご飯の血糖値スパイクの予防に大いに効果を発揮します。セカンドミール効果)

④ 血糖値が上がりにくい食品を摂る(血糖値が上がりやすい糖質量の多い食べ物とは、白米、麺類、パン、根菜類、砂糖を大量に含んだ清涼飲料水なので、糖質を含む食品の食べ過ぎに注意しましょう)

ちなみに、果物に含まれる果糖はインスリンを全く分泌させないので、糖尿病になる危険はありません。血糖値は上がりません。果物には良質なミネラルとビタミンがたっぷり含まれています。 繊維質がたっぷり含まれファイトケミカルが豊富に存在します。お菓子と比べると低カロリーで過食しても太りません。おやつには果物が正解です。


※からだ琉球では「健康とダイエットは両立する」という食事指導を行っております。自身のカラダは、自身で選んで食べた物からできています!食事をクリーンにすることは身体運動と同様に大きなインパクトがあります。是非、トライをおススメします!

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